投稿日: 2023年7月7日2025年4月28日 投稿者: 100hapidays01com33. ひさかたの光のどけき春の日に しづ心なく花の散るらむ/紀友則 33. ひさかたの光のどけき春の日に しづ心なく花の散るらむ/紀友則 ひさかたのひかりのどけきはるのひに しずこころなくはなのちるらん(きのとものり) (訳)日の光が穏やかに差している春の日に、桜の花はどうして落ち着いた心なく急いで散ってしまうのか。 (解説) ・桜の儚さ、世の無常などを詠んだ。 ・ひさかたの・・光にかかる枕詞。天、空、月などにかかる。 (作者) 紀友則。「古今和歌集」の撰者。三十六歌仙の1人。 紀貫之(35「人はいさ」)のいとこ。古今和歌集の完成を前に亡くなった。 関連