58. 有馬山いなの笹原風吹けば いでそよ人をわすれやはする/大弐三位 – 百人一首note

58. 有馬山いなの笹原風吹けば いでそよ人をわすれやはする/大弐三位

58. 有馬山いなの笹原風吹けば いでそよ人をわすれやはする/大弐三位

ありまやまいなのささはらかぜふけば いでそよひとをわすれやはする(だいにのさんみ)

(訳)有馬山から猪名の笹原に風が吹くと、笹の葉がそよそよと音を立てます。そうよそうよ、どうして私があなたを忘れるでしょうか。


(作者)
大弐三位(だいにのさんみ)。藤原賢子(かたこ)。母は紫式部・57「めぐりあいて」