投稿日: 2023年7月7日2025年6月23日 投稿者: 100hapidays01com33. ひさかたの 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ / 紀友則 33. ひさかたの 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ / 紀友則(きのとものり) (読み)ひさかたの ひかりのどけき はるのひに しずこころなく はなのちるらん (訳)日の光が穏やかに差している春の日に、桜の花はどうして落ち着いた心なく急いで散ってしまうのか。 (解説) ・桜の儚さ、世の無常などを詠んだ。 ・ひさかたの・・光にかかる枕詞。天、空、月などにかかる。 (作者)紀友則。『古今和歌集』の撰者。三十六歌仙の1人。 紀貫之(35「人はいさ」)のいとこ。『古今和歌集』の完成を前に亡くなった。 関連