楽しく百人一首 – ページ 13 – 百人一首の学びメモ

百人一首【歌番号順】

百人一首【歌番号順】
11 21 31 41 51 61 71 81 91

1 秋の田のかりほの庵の苫をあらみ わが衣手は露にぬれつつ 天智天皇
2 春すぎて夏来にけらし白妙の 衣ほすてふ天の香具山 持統天皇
3 あしびきの山鳥の尾のしだり尾の ながながし夜をひとりかも寝む 柿本人麻呂
4 田子の浦にうちいでて見れば白妙の 富士の高嶺に雪はふりつつ 山辺赤人
5 奥山に紅葉踏みわけ鳴く鹿の 声聞くときぞ秋は悲しき 猿丸大夫
6 かささぎのわたせる橋に置く霜の 白きを見れば夜ぞふけにける 大伴家持
7 天の原ふりさけ見れば春日なる 三笠の山にいでし月かも 阿部仲麿
8 わが庵は都のたつみしかぞ住む 世を宇治山と人は言ふなり 喜撰法師
9 花の色はうつりにけりないたづらに わが身世にふる ながめせしまに 小野小町
10 これやこの行くも帰るもわかれては 知るも知らぬも 逢坂の関 蝉丸
11 わたの原 八十島かけて 漕ぎいでぬと 人にはつげよ あまのつり舟 参議篁
12 天つ風 雲の通ひ路 ふきとぢよ をとめの姿 しばしとどめむ 僧正遍昭
13 つくばねの みねよりおつる みなの川 恋ぞつもりて 淵となりぬる 陽成院
14 陸奥の しのぶもぢずり 誰ゆゑに みだれそめにし われならなくに 河原左大臣
15 君がため 春の野にいでて 若菜つむ わが衣手に 雪はふりつつ 光孝天皇
16 立ちわかれ いなばの山の みねに生ふる まつとし聞かば いま帰り来む 中納言行平
17 ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは 在原業平朝臣
18 住の江の 岸による波 よるさへや 夢の通ひ路 人目よくらむ 藤原敏行朝臣
19 難波潟 みじかき葦の ふしの間も あはでこの世を すぐしてよとや 伊勢
20 わびぬれば 今はたおなじ 難波なる みをつくしても 逢はむとぞ思ふ 元良親王
21 いま来むと 言ひしばかりに 長月の 有明の月を 待ちいでつるかな 素性法師
22 吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を あらしといふらむ 文屋康秀
23 月見れば ちぢにものこそ 悲しけれ わが身ひとつの 秋にはあらねど 大江千里
24 このたびは 幣もとりあへず 手向山 紅葉のにしき 神のまにまに 菅家
25 名にしおはば 逢坂山の さねかづら 人に知られで くるよしもがな 三条右大臣
26 小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば いまひとたびの みゆき待たなむ 貞信公
27 みかの原 わきて流るる いづみ川 いつみきとてか 恋しかるらむ 中納言兼輔
28 山里は 冬ぞさびしさ まさりける 人めも草も かれぬと思へば 源宗于朝臣
29 心あてに 折らばや折らむ 初霜の おきまどはせる 白菊の花 凡河内躬恒
30 有明けの つれなく見えし わかれより 暁ばかり うきものはなし 壬生忠岑
31 朝ぼらけ 有明の月と 見るまでに 吉野の里に ふれる白雪 坂上是則
32 山川に 風のかけたる しがらみは 流れもあへぬ もみぢなりけり 春道列樹
33 ひさかたの 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ 紀友則
34 誰をかも 知る人にせむ 高砂の 松も昔の 友ならなくに 藤原興風
35 人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける 紀貫之
36 夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづこに 月やどるらむ 清原深養父
37 白露に 風のふきしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける 文屋朝康
38 忘らるる 身をば思はず 誓ひてし 人の命の 惜しくもあるかな 右近
39 浅茅生の をののしの原 しのぶれど あまりてなどか 人の恋しき 参議等
40 しのぶれど 色にいでにけり わが恋は ものや思ふと 人の問ふまで 平兼盛
41 恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 人しれずこそ 思ひそめしか 壬生忠見
42 契りきな かたみに袖を しぼりつつ 末の松山 波こさじとは 清原元輔
43 逢ひ見ての のちの心に くらぶれば 昔はものを 思はざりけり 権中納言敦忠
44 逢ふことの 絶えてしなくは なかなかに 人をも身をも うらみざらまし 中納言朝忠
45 あはれとも 言ふべき人は 思ほえで 身のいたづらに なりぬべきかな 謙徳公
46 由良のとを わたる舟人 かぢを絶え ゆくへも知らぬ 恋の道かな 曽祢好忠
47 八重むぐら しげれる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋はきにけり 恵慶法師
48 風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ くだけてものを 思ふころかな 源重之
49 みかきもり 衛士のたく火の 夜は燃え 昼は消えつつ ものをこそ思へ 大中臣能宣朝臣
50 君がため 惜しからざりし 命さへ ながくもがなと 思ひけるかな 藤原義孝
51 かくとだに えやは伊吹の さしも草 さしも知らじな もゆる思ひを 藤原実方朝臣
52 明けぬれば 暮るるものとは 知りながら なほうらめしき 朝ぼらけかな 藤原道信朝臣
53 なげきつつ ひとりぬる夜の 明くる間は いかに久しき ものとかは知る 右大将道綱母
54 わすれじの 行く末までは かたければ 今日をかぎりの 命ともがな 儀同三司母
55 滝の音は 絶えてひさしく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ 大納言公任
56 あらざらむ この世のほかの 思ひ出に いまひとたびの 逢ふこともがな 和泉式部
57 めぐりあひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな 紫式部
58 有馬山 猪名の笹原 風ふけば いでそよ人を 忘れやはする 大弐三位
59 やすらはで 寝なましものを 小夜ふけて かたぶくまでの 月をみしかな 赤染衛門
60 大江山 いくのの道の 遠ければ まだふみもみず 天の橋立 小式部内侍
61 いにしへの 奈良の都の 八重桜 今日九重に にほひぬるかな 伊勢大輔
62 夜をこめて 鳥のそらねは はかるとも よに逢坂の 関はゆるさじ 清少納言
63 いまはただ 思ひ絶えなむ とばかりを 人づてならで 言ふよしもがな 左京大夫道雅
64 朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに あらはれわたる 瀬々の網代木 権中納言定頼
65 うらみわび ほさぬ袖だに あるものを 恋に朽ちなむ 名こそ惜しけれ 相模
66 もろともに あはれと思へ 山桜 花よりほかに しる人もなし 前大僧正行尊
67 春の夜の 夢ばかりなる 手枕に かひなく立たむ 名こそ惜しけれ 周防内侍
68 こころにも あらでうき世に ながらへば 恋しかるべき 夜半の月かな 三条院
69 あらしふく 三室の山の もみぢ葉は 龍田の川の にしきなりけり 能因法師
70 さびしさに 宿を立ちいでて ながむれば いづこもおなじ 秋の夕暮れ 良暹法師
71 夕されば 門田の稲葉 おとづれて 葦のまろやに 秋風ぞふく 大納言経信
72 音にきく 高師の浜の あだ波は かけじや袖の ぬれもこそすれ 祐子内親王家紀伊
73 高砂の 尾の上の桜 さきにけり 外山の霞 たたずもあらなむ 権中納言匡房
74 うかりける 人を初瀬の 山おろしよ はげしかれとは いのらぬものを 源俊頼朝臣
75 ちぎりおきし させもが露を 命にて あはれ今年の 秋もいぬめり 藤原基俊
76 わたの原 漕ぎいでて見れば ひさかたの 雲居にまがふ 沖つ白波 法性寺入道前関白太政大臣
77 瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ 崇徳院
78 淡路島 かよふ千鳥の 鳴く声に 幾夜ねざめぬ 須磨の関守 源兼昌
79 秋風に たなびく雲の 絶え間より もれいづる月の 影のさやけさ 左京大夫顕輔
80 ながからむ 心も知らず 黒髪の みだれて今朝は ものをこそ思へ 待賢門院堀河
81 ほととぎす 鳴きつるかたを ながむれば ただ有明の 月ぞのこれる 後徳大寺左大臣
82 思ひわび さても命は あるものを 憂きにたへぬは 涙なりけり 道因法師
83 世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる 皇太后宮大夫俊成
84 ながらへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき 藤原清輔朝臣
85 夜もすがら もの思ふころは 明けやらで ねやのひまさへ つれなかりけり 俊恵法師
86 なげけとて 月やはものを 思はする かこち顔なる わが涙かな 西行法師
87 村雨の 露もまだひぬ まきの葉に 霧たちのぼる 秋の夕暮れ 寂蓮法師
88 難波江の 葦のかりねの ひとよゆゑ みをつくしてや 恋ひわたるべき 皇嘉門院別当
89 玉の緒よ 絶えなば絶えね 長らへば しのぶることの 弱りもぞする 式子内親王
90 見せばやな 雄島のあまの 袖だにも ぬれにぞぬれし 色は変はらず 殷富門院大輔
91 きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに ころもかたしき ひとりかも寝む 後京極摂政前太政大臣
92 わが袖は 潮干にみえぬ 沖の石の 人こそ知らね かわく間もなし 二条院讃岐
93 世の中は つねにもがもな 渚こぐ あまの小舟の 綱手かなしも 鎌倉右大臣
94 み吉野の 山の秋風 小夜ふけて ふるさとさむく 衣うつなり 参議雅経
95 おほけなく うき世の民に おほふかな わがたつ杣に すみぞめのそで 前大僧正慈円
96 花さそふ あらしの庭の 雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり 入道前太政大臣
97 来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くや藻塩の 身もこがれつつ 権中納言定家
98 風そよぐ ならの小川の 夕暮れは みそぎぞ夏の しるしなりける 従二位家隆
99 人も惜し 人もうらめし あぢきなく 世を思ふゆゑに もの思ふ身は 後鳥羽院
100 百敷や ふるき軒端の しのぶにも なほあまりある 昔なりけり 順徳院

 

【歌番号】11 21 31 41 51 61 71 81 91

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六歌仙

六歌仙(ろっかせん)
「古今和歌集」序文で紀貫之(35「人はいさ」)に紹介された。
国の文化として和歌が見直されはじめた時代。

・僧正遍照(良岑宗貞)12「天つ風」
・在原業平 17「ちはやぶる」
・文屋康秀 22「ふくからに」
・喜撰法師 8「わが庵は」
・小野小町 9「花の色は」
・大友黒主

※は三十六歌仙にも選ばれている。

三十六歌仙

三十六歌仙(さんじゅうろっかせん)

平安時代の和歌の名人36人の総称。
藤原公任(55「滝の音は」)の『三十六人撰』に載っている。


★「三十六歌仙」×「百人一首」

柿本人麻呂 3「あしびきの」
山部赤人 4「たごのうらに」
猿丸大夫 5「おくやまに」
・大伴家持
・僧正遍昭
・在原業平
・小野小町
・藤原兼輔
・紀貫之
・凡河内躬恒
・紀友則
・壬生忠岑
・伊勢
藤原興風
藤原敏行
源公忠
源宗于
素性法師
大中臣頼基
坂上是則
源重之
藤原朝忠
藤原敦忠
藤原元真
源信明
斎宮女御
藤原清正
藤原高光
小大君
中務
藤原仲文
清原元輔
大中臣能宣
源順
壬生忠見
平兼盛


(Wikipediaへのリンク)

柿本人麻呂
山部赤人
大伴家持
猿丸大夫
僧正遍昭
在原業平

小野小町
藤原兼輔
紀貫之
凡河内躬恒
紀友則
壬生忠岑

伊勢
藤原興風
藤原敏行
源公忠
源宗于
素性法師

大中臣頼基
坂上是則
源重之
藤原朝忠
藤原敦忠
藤原元真

源信明
斎宮女御
藤原清正
藤原高光
小大君
中務

藤原仲文
清原元輔
大中臣能宣
源順
壬生忠見
平兼盛

 

ちはやふる 中学生編2巻

「あらざらむ」あの世へ持っていくお土産としてもう一度あなたに会いたい、

佐藤さんのノート

あらざは悲しい歌ではない。ただ絶望するのではなくあなたにもう一度あうまでは生きようとした希望の歌だ。

 

しのぶ友達ミキ

「嘆きつつ一人寝るよの」右大将道綱母

 

ちはやふる単行本折り返しの句

「ちはやふる」単行本の折り返しの句

・1巻 ちはや登場
ちはやぶる 神代も聞かず竜田川 からくれないに 水くくるとは (17)

・2巻 太一とちはや再会
誰をかも しる人にせむ高砂の 松も昔の 友ならなくに (34)

・3巻 新とちはや再会
瀬をはやみ 岩にせかるる滝川の われても末にあわむととぞ思ふ (77)

・4巻 新と一瞬だけ会えたけど・・
めぐりあいて 見しやそれともわかぬまに 雲がくれにし 夜半の月かな (57)

・5巻 新は夢に出てこない
すみの江の 岸による波 よるさへや 夢のかよひ路 人めよくらむ (18)

・6巻 かなちゃんの送り札
田子の裏に うち出でて見れば 白妙の 富士の高嶺に 雪は振りつつ (4)

・7巻 新がカルタ再開
来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くやもしほの 身もこがれつつ (97)

・8巻 ちはやが冬に新に電話する
かささぎの渡せる橋におく霜の白きを見れば夜ぞふけにける (6)

・9巻 花野すみれちゃん登場
花の色は うつりにけりな いたづらに 我が身世にふる 眺めせし間に (9)

・10巻 新、大海原に漕ぎ出す
わたの原 こぎ出でて見れば ひさかたの 雲居にまがふ 沖つ白波 (76)

・11巻 決勝「あさぼらけあ」でちはや負ける
朝ぼらけ ありあけの月と 見るまでに 吉野の里に 降れる白雪 (31)

・12巻 しのぶちゃん君臨
しのぶれど 色にでにけり わが恋は 物や思ふと 人の問うまで(40)

・13巻 かなちゃんが試合中そっと手を置く
風そよぐ ならの小川の 夕暮れは みそぎぞ夏の しるしなりける(98)

・14巻 駒野くんデータで「ありま」取った
有馬山 いなの笹原 風吹けば いでそよ人を わすれやはする(58)

・15巻 太一運命戦「ゆらのと」取れた
由良の門を わたる舟人 かぢをたえ ゆくへも知らぬ 恋の道かな (46)

・16巻 ケガの千早が「きみがためお」をしのぶちゃんから取る
君がため をしからざりし 命さえ ながくもがなと 思ひけるかな (50)

・17巻 スミレちゃんの恋心にかなちゃんが送る
かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを (51)

18巻 秋に太一が変わる
秋風に たなびく雲の 絶え間より もれ出ずる月の 影のさやけさ (79)

19巻 太一運命戦当てずっぽうに見えるが違う
心あてに 折らばや折らむ 初霜の おきまどはせる 白菊の花(29)

20巻 修学旅行で歌合見る
恋すてふわが名はまだき立ちにけり人知れずこそ思ひそめしか

21巻 「わた」り手が強い新
わたの原 八十島かけて こぎ出でぬと 人には告げよ あまの釣舟(11)

22巻 膝が痛い原田先生
花さそふ嵐の庭の雪ならでふりゆくものはわが身なりけり

23巻 「好きや千早」新が告白
逢い見てののちの心にくらぶれば昔は物を思はざりけり

24巻 名人戦の陣決め
秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ 我が衣手は 露にぬれつつ(1)

25巻 原田先生が周防さんを本当の「名人」にした
名にしおはば 逢坂山の さねかづら 人に知られで くるよしもがな(25)

26巻 ヒョロくん負けて
人をもし人も恨めしあぢきなく世を思ふゆえに物思ふ身は

27巻 太一がやめて千早泣く
風をいたみ岩うつ波のおのれのみくだけて物を思ふころかな

28巻 世の中もカルタ部も変わっていく
世の中は常にもがもな渚こぐあまの小舟の綱手かなしも

29巻 太一帰ってきてほしい
立ち別れ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば いま帰り来む(16)

30巻 太一の気配だけは感じる
滝の音は耐えて久しくなりぬれど名こそ流れてなほ聞こえけれ

31巻
このたびは ぬさもとりあへず 手向山 もみぢの錦 神のまにまに(24)

32巻
大江山いく野の道の遠ければまだふみも見ず天の橋立

33巻 新がしのぶちゃんから超加速で取る
憂かりける人を初瀬の山おろしよはげしかれとは祈らぬものを

34巻 しのぶちゃんの孤独
さびしさに宿を立ち出でてながむればいづこも同じ秋の夕暮れ

35巻
月見れば ちぢに物こそ 悲しけれ わが身ひとつの 秋にはあらねど(23)

36巻 理音ちゃん覚醒。M音取る。
み吉野の山の秋風や夜ふけてふるさと寒く衣打つなり

37巻 「はるす」が出た
春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山(2)

38巻 桃ちゃんが昔のクイーンに憧れた
みかの原 わきて流るる いづみ川 いつ見きとてか 恋しかるらむ(27)

39巻
契りきなかたみに袖をしぼりつつ末の松山波越さじとは

40巻 新VS太一の最終札
吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山嵐を あらしといふらむ(22)

41巻
ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば ただありあけの 月ぞ残れる

42巻 周防さんがキョコタンにカクテルを
いにしへの奈良の都の八重桜今日九重ににほひぬるかな

43巻 雪の中太一応援に行く
君がため 春の野に出でて 若菜つむ わが衣手に 雪は降りつつ(15)

44巻
玉の緒よ絶えねば絶えねながらへば忍ぶることの弱りもぞする

45巻
小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば いまひとたびの みゆき待たなむ(26)

46巻
八重むぐら茂れる宿のさびしきに人こそ見えね秋は来にけり

47巻
筑波嶺の峰より落つるみなの川恋ぞつもりて淵となりぬる

古典言葉メモ

天皇の妃→中宮(1人)、女御(複数)、更衣(複数)

更衣(こうい)・・女御 (にょうご) に次ぐ後宮の女官。天皇の衣替えをつかさどる役であったが、のち、寝所に奉仕するようになった。

~奥さんとしての地位~
皇后(正妻)≧中宮>女御>更衣>>│愛人という壁│>女房>女官
※女房・女官は愛人どまり。奥さんとして公的には認められない
※中宮・女御・更衣は側室(Yahoo知恵袋より)

後宮(こうきゅう)・・皇后が住む宮殿

内裏(だいり)・・天皇の住む御殿

行幸(みゆき)・・天皇の外出。

舎人(とねり)・・警備員

公達(きんだち)・・親王・貴族など身分の高い家柄の青少年

近衛(このえ)・・警護

蔵人(くろうど)・・天皇の秘書。役人。

親王(しんのう)・・天皇と皇后の息子。プリンス。

内親王(ないしんのう)・・天皇と皇后の娘。プリンセス。

除目(じもく)・・官を任命する儀式。正月は国司などの地方官を任じた。

寵妃(ちょうひ)・・君主の特にお気に入り。

勅使(ちょくし)・・天皇の代理の使者。

夭折(ようせつ)・・まだ年若いうちに亡くなること。

内侍(ないし)・・内侍司(ないしのつかさ)という役所に勤める女官の総称。天皇の秘書。

内侍は、尚侍(ないしのかみ=帝の妃のようなもの)、典侍(ないしのすけ)、掌侍(ないしのじょう)など。

中の君(なかのきみ)・・次女の姫。

乳母(めのと、うば)・・母に代わって子育てをする女性。

乳母子(めのとご、うばこ)・・乳母の子供。

官吏(かんり)・・役人。

国主(こくしゅ)・・県知事のようなもの。

 

 

百人一首について

•  小倉百人一首

藤原定家が撰者。親戚の宇都宮頼綱の依頼。嵯峨野・小倉山の別荘の障子に貼る色紙として。

天智天皇から順徳院まで。約600年間の歌から選んだ。一人一首。男性79人、女性21人。恋の和歌43首、秋の和歌16首。親子が18組。


•  藤原定家

97番「来ぬ人を」の作者。権中納言定家。

「新古今和歌集」の撰者。後鳥羽上皇の前でも意見を曲げなかった。日記「明月記」56年間。


百人一首の3分の1は藤原氏。

かつて大和朝廷を支えた名族のほとんどは消えていく。紀氏、小野氏、阿部氏、壬生氏、菅原氏、清原氏。。

百人一首に残る彼らの和歌は氏族の「辞世の句」か。。平安時代は藤原氏の台頭。


むすめふさほせ 1枚
うつしもゆ 2枚
いちひき 3枚
はやよか 4枚
み 5枚
たこ 6枚
わお 7枚
な 8枚
あ 16枚